離婚後5年以内に再婚している人の割合は、男性26.6%、女性22.1%。平成28年度の人口動態統計特殊報告の数字です。ざっくり4人に1人。
「バツイチは婚活で不利」と言われる割に、けっこう多いと思いませんか?
僕は29歳のときに長く付き合っていた相手に振られて、そこからマッチングアプリを使い始めた人間です。婚活の専門家ではないですが、アプリは自分で課金して機能も料金も確かめてきましたし、再婚を目指して活動している人の話もその過程でたくさん聞いてきました。
ここで扱うのは、離婚歴の伝え方、子持ち・子なし別の戦略、30〜50代の年代別の動き方、そして再婚にまつわる法律・手続きの4つです。
バツイチは婚活で不利?データで見る再婚市場のリアル
バツイチは、思っているほど不利じゃありません。
「離婚歴があるだけで選ばれない」と思い込んでいる人は本当に多い。でも数字を見ると、印象がだいぶ変わります。
再婚が全婚姻の約4分の1を占める時代

平成28年度の人口動態統計特殊報告によると、「夫婦とも再婚、またはどちらか一方が再婚」の割合は4組に1組。もう珍しいケースではありません。
| データ | 数字 | 出典 |
|---|---|---|
| 年間の離婚件数(2019年) | 21万件超 | 人口動態統計 |
| 夫婦のどちらかが再婚の割合 | 4組に1組 | 平成28年度 人口動態統計特殊報告 |
| 離婚後5年以内の再婚率(男性) | 26.6% | 同上 |
| 離婚後5年以内の再婚率(女性) | 22.1% | 同上 |
| 離婚時の年齢が20代・30代の場合 | 3割以上 | 同上 |
この表を初めて見たとき、正直びっくりしました。「3組に1組が離婚する」という話は誰もが知っているのに、「4組に1組が再婚カップル」のほうはほとんど語られないんです。
周りにも、言っていないだけで再婚した人はいます。自分だけ出遅れている、なんてことはありません。
バツイチが婚活で有利に働く3つのポイント

ネガティブなイメージが先行しがちですが、バツイチには初婚の人が持てない武器があります。
- 結婚生活の経験値がある。家事分担、金銭感覚、価値観のすり合わせ。その大変さを身をもって知っている人は、相手にとって安心材料になります
- 理想と現実のバランスが取れる。「こんなはずじゃなかった」を一度経験しているから、現実的な期待値でパートナーを選べます
- 自分の非を認められる。離婚という痛みを経て「自分にも至らない部分があった」と言える人は、次に衝突が起きても相手だけを責めません
数字の裏付けもあります。結婚相談所連盟IBJが公開した2023年度版の成婚白書では、成婚しやすさの平均を100としたときの数値がこうなっています。
| 区分 | 成婚しやすさ(平均=100) |
|---|---|
| 初婚男性 | 98 |
| 再婚男性 | 117 |
| 初婚女性 | 99 |
| 再婚女性 | 107 |
再婚者のほうが上回っているんです。婚活の現場では「バツイチ=ハンデ」どころか、むしろ選ばれる側に回っている。
それでも不利になるケースと対策

正直に言いますね。壁にぶつかる場面も確かにあります。
- 相手が初婚限定で探している場合は、そもそも対象外になります。ここは割り切って、再婚理解者に絞ったほうが早いです
- 20代の男女には「相手はバツイチがいい」という人がほとんどいません。結婚相談所でも、若い層とのお見合いは組みにくいのが実情
- 婚歴が2回、3回と増えるほど、お見合いの成立率は下がります
- 養育費の支払いがある場合、経済面の不安は正直に開示するのが鉄則。隠して後からバレるほうが100倍マズいです
⚠️ 弱みを隠そうとすると、かえって信頼を失います。「ここは正直きついです。でもこう対処しています」と言える人のほうが、結果的にうまくいきます。
再婚婚活の方法3選|結婚相談所・マッチングアプリ・婚活パーティーを比較
手段は大きく3つ。それぞれ性格が違うので、自分の状況に合うものから始めるのが最短ルートです。
結婚相談所|再婚者の成婚率が高い理由
結婚相談所は、再婚希望者との相性がかなりいい場所です。
- プロフィールに離婚歴が最初から記載されるので、「いつ伝えよう」と悩む時間がゼロになる
- 専任カウンセラーがついて、再婚ならではの悩みを相談できる
- お見合いの段階で条件が合っている相手としか会わないので、空振りが少ない
費用は入会金・月会費・成婚料の組み合わせで、サービスによって総額の差がかなり大きい。入会前に「1年活動したらいくらになるか」を必ず出してもらってください。
安くはないですが、本気で再婚したい人しかいない環境です。前述のIBJの成婚白書で再婚者の数値が高いのも、この「本気度の高さ」と無関係ではありません。
マッチングアプリ|バツイチに合うアプリの選び方
費用を抑えて動きたいなら、アプリが第一候補です。ただしアプリ選びで結果が決まります。
チェックすべきはこの3点。
- プロフィール項目に「結婚歴」「子どもの有無」があり、検索条件としても使えるか
- 会員数が十分にあるか(地方在住なら特に重要。登録者が少ないアプリ単体だと厳しい)
- 本人確認、24時間監視、通報・ブロック機能が揃っているか
男性の月額は3,700〜4,800円あたり(2026年7月時点の主要アプリ実績)。女性は基本無料です。まとめ払いにすれば月1,700円台まで下がるアプリもあるので、3か月以上やる気があるなら一括のほうが確実に得ですね。
ちなみに、株式会社ネクストレベルの調査(2020年/婚姻歴のある20〜40代男女251名)では、バツイチの婚活方法で一番人気だったのがアプリでした。すきま時間で動けるのが大きいです。
婚活パーティー|再婚者限定イベントの活用法
意外と知られていないんですが、「再婚希望者・再婚理解者限定」のパーティーはかなりの数が開催されています。
| 主催 | 掲載件数 | 男性料金の目安 | 女性料金の目安 |
|---|---|---|---|
| オミカレ(全国) | 274件 | 3,500〜6,700円 | 無料〜2,500円 |
| PARTY☆PARTY(関東の再婚系) | 62件 | 4,900〜5,500円(初参加割3,000円) | 無料〜3,400円 |
| TMSイベントポータル | 13件 | 3,900〜6,000円(早割3,400〜4,500円) | 無料〜1,500円 |
※2026年8〜9月開催分の掲載情報
最大のメリットは、参加者全員が「婚姻歴OK」の前提で来ていること。離婚歴を気にしなくていいので、最初から自然体で話せます。
一方で、個室6対6や8対8など席数が限られていて、キャンセル待ちになる回も多い。一度に会える人数は限られるので、アプリや相談所と併用するのが現実的です。
【比較表】3つの手段の費用・期間・出会い方まとめ

| 項目 | 結婚相談所 | マッチングアプリ | 婚活パーティー |
|---|---|---|---|
| 費用 | 入会金+月会費+成婚料(各社で差が大きい) | 男性 月3,700〜4,800円/女性 無料が中心 | 1回 男性3,500〜6,700円/女性 無料〜3,400円 |
| 活動期間の目安 | 6か月〜1年 | 3か月〜1年 | 単発参加の積み重ね |
| 離婚歴の扱い | プロフィールに最初から記載 | 登録・検索項目で対応 | 再婚理解者限定の回がある |
| 一度に会える人数 | 紹介ベース | 制限なし | 1回6〜16名 |
| サポート | 専任カウンセラーあり | 基本セルフ | 当日スタッフのみ |
僕の感覚では、本気度が高い順に結婚相談所>マッチングアプリ>婚活パーティー。予算に余裕があるなら相談所、まず動き出したいならアプリ。この選び方で外れることはまずないです。
なお、同じネクストレベルの調査では、再婚活にかける期間は76.3%の人が1年未満でした。だらだら続けるものではない、という前提で計画を立ててください。
再婚向けおすすめマッチングアプリ・サービス5選
ここからは実際に契約して中身を確認したサービスから、再婚希望者に向いている5つを紹介します。
マリッシュ|再婚優遇の仕組みがある「再婚活」特化アプリ

再婚向けの大本命はマリッシュです。恋活・婚活ではなく「再婚活」を正面から掲げている数少ないアプリ。
再婚優遇の仕組みがあり、シンママ・シンパパ向けの応援制度も用意されています。「バツイチだから気後れする」という空気がそもそもない環境なんですよね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 男性料金 | 月額4,800円/12か月一括なら月1,866円 |
| 女性料金 | 無料 |
| 累計会員数 | 400万人 |
| 年齢層 | 40代35%・30代35%・50代以上15% |
| 男女比 | 50:50 |
| 主な機能 | 再婚優遇、シンママ/シンパパ応援、音声通話 |
40代以上が半数を占めていて、男女比も5対5。この年齢構成は他のアプリではまず見つかりません。結婚したい時期で絞り込める検索もあるので、真剣度の近い相手を探しやすいです。
ブライダルネット|会員の73%が離婚歴を基準にしていない

結婚相談所大手のIBJが運営するアプリ。男女とも同額の有料制なので、冷やかしがほぼいません。
注目したいのは2020年の会員調査です。離婚歴の有無を相手選びの基準にしていない会員が73.0%(男性75.0%、女性70.1%)。さらに、一年以内の結婚を希望する会員が85.0%。
つまり「離婚歴は気にしないけど、結婚は急いでいる」人が多数派の場所です。
- 「婚姻歴は気にしない」「再婚もOK♡幸せになろうよ」といった専用コミュニティがある
- 希望条件が互いに合う相手を週1回紹介してくれる条件マッチ
- 再婚活をサポートする専任コンシェルジュに相談できる
- 日記機能で写真+文章の人柄が伝わる
セルフ運用が不安な人にとって、専任コンシェルジュがいるのは相当心強いです。
ReRe|子どもへの理解がある人だけが集まるアプリ
ReReは子持ちの人、そして子どもに理解がある人に限定したマッチングアプリです。
「子連れデートOK」「子どもとは別居中」といった、子ども関連の情報をプロフィールに登録できるのが最大の特徴。他のアプリだと切り出しにくい話を、登録段階で済ませられます。
ただし会員数は1万人以上と、大手と比べればかなり小規模。人口の少ない地域に住んでいるなら、マリッシュやペアーズと併用するのが前提だと思ってください。
ゼクシィ縁結び|男女同額だから真剣度が段違い
リクルートが運営するゼクシィ縁結びは、男女同額の有料制です。
| プラン | 料金(男女同額) |
|---|---|
| 1か月 | 4,378円/月 |
| 3か月 | 3,960円/月 |
| 6か月 | 3,630円/月 |
| 12か月 | 2,640円/月 |
女性も課金する仕組みなので、「とりあえず登録しただけ」の人がほとんどいません。累計会員数は180万人と大手より少ないものの、30代が50%を占めていて、男女比も45:55と女性のほうがやや多い。
価値観マッチ、コンシェルジュによるデート調整代行もあるので、やり取りが苦手な人には向いています。
ペアーズ|結婚歴で検索できる国内最大級アプリ

累計会員数2,700万人。母数が桁違いなので、再婚希望者の絶対数も最多です。
ペアーズが再婚婚活で強いのは、検索条件に「結婚歴」「子どもの有無」「結婚の意思」があること。さらにコミュニティ機能で、婚姻歴に理解のある人が集まるグループを探せます。
注意点も正直に書いておきます。会員数が多い分、結婚を急いでいないユーザーも一定数いる。プロフィールに結婚への本気度をはっきり書いて、自分から選別する意識を持ってください。
料金は男性が月額4,100円、12か月一括なら月1,675円。女性は無料です。
離婚歴はいつ・どう伝える?隠さないほうがいい理由と伝え方
離婚歴を隠したまま交際が進むと、バレた瞬間に信頼が崩壊します。「隠す」という選択肢は最初から捨ててください。考えるべきは「いつ」「どう」伝えるかだけです。
プロフィールに書くべきか?3つの開示パターン

開示の仕方は大きく3つあります。
- 最初からオープンにする。マリッシュやペアーズのように結婚歴を選択項目で登録できるアプリなら、素直に選ぶだけ。マッチした時点で相手が受け入れているので、無駄なやり取りが消えます
- 自己紹介文でさりげなく触れる。選択項目だけだと冷たく見えるのが嫌な人向け。「一度結婚を経験していますが、その経験を活かして次は長く一緒にいられる人と出会いたいです」の一文で印象が変わります
- マッチ後のメッセージで早めに伝える。プロフィールには書かず、やり取りが始まった段階で切り出すパターン。初回から3通目までが期限です
おすすめは1か2。早くオープンにするほど、お互いの時間が節約できます。前述のブライダルネットの調査でも、離婚歴を気にしない人は73.0%。隠すコストのほうが高いです。
対面で伝えるタイミングと切り出し方
知人の紹介など、プロフィールを介さずに出会った場合は対面で伝えることになります。
ベストなタイミングは初デートの中盤から終盤。会って5分で言うと重すぎるし、2回目以降まで引っ張ると「なんで早く言わなかったの?」になります。
| シチュエーション | 切り出しの例 |
|---|---|
| 会話が盛り上がっているとき | 「楽しい時間を過ごしてるからこそ、正直にお話ししておきたいことがあって。実は一度結婚していたことがあるんです」 |
| 結婚観の話題が出たとき | 「結婚観の話が出たので、僕のほうからお伝えしておきたいんですが…」 |
| デートの終盤 | 「隠すつもりは全然なくて、タイミングを探してました。実は離婚歴があります」 |
重々しくしすぎないのがコツ。深刻な顔で「実は…」と始めると相手も身構えます。穏やかに、でも誠実に。
相手が初婚の場合に気をつけるべきこと
相手が初婚なら、配慮すべきポイントが3つあります。
- 相手にとっては人生初の結婚です。結婚式や新生活の準備に「前もやったから」という態度を出すのは絶対にNG
- 親御さんへの説明は早めに。初婚の親は離婚歴に抵抗があるケースが多いので、交際が真剣になった段階で自分の口から話す機会を作ってください
- 離婚理由は聞かれたら正直に答える。ただし前の配偶者の悪口は言わない
結婚相談所の仲人も、離婚理由は3回目までに確認すべきだと言っています。逆に言えば、あなたも聞かれる側。「お互いの価値観が合わなかった」「自分にもこういう反省点があった」と自分ごととして語れるかどうかが、信頼の分かれ目になります。
元パートナーの悪口ばかりで反省がない人は、相手から「この人、いつか自分のことも同じように言うんだろうな」と見られます。どんな離婚理由でも、悪口だけは封印してください。
子持ち・子なし別|再婚婚活の進め方ガイド
子どもがいるかいないかで、戦略はまったく変わります。ここを混同すると痛い目を見ます。
子持ちバツイチの婚活で最も大事なこと
最優先は子どもです。これだけは絶対にブレさせないでください。
具体的にはこの3つ。
- 子どもと新しいパートナーを会わせるのは、交際が安定してから(最低3か月以上)
- 子どもが拒否したら、無理に進めない
- 「この人と結婚したら子どもが幸せになれるか」を最終判断の基準にする
仲が良さそうに見えても、子どもが気を遣っているだけということがあります。新しいパートナーが子どもの精神的な負担にならないか、大人の側が冷静に見ておく必要があります。
早い段階で「新しいお父さん(お母さん)だよ」と紹介して、交際がうまくいかずに終わったケース。一番傷つくのは子どもです。焦らないでくださいね。
なお、子どもがいることは婚活の場で最初からオープンにするのが鉄則。隠して後から伝えると、信頼を一気に失います。
子なしバツイチの婚活|初婚との違いはどこか
子なしのバツイチは、正直ほぼ初婚と同じ条件で婚活できます。
違うのは「離婚理由の伝え方」が成否を分けるという一点だけ。子どもがいない分、相手の関心は「なぜ離婚したのか」「同じことが繰り返されないか」に集中します。
ここをクリアに説明できれば、初婚の人と同じ土俵に立てます。結婚生活の経験があるぶん、むしろ有利に働く場面のほうが多いです。
相手も再婚 vs 相手が初婚|組み合わせ別の戦略マップ

| あなたの状況 | 相手が再婚 | 相手が初婚 |
|---|---|---|
| 子持ち | お互いの子ども同士の関係が最重要課題。ステップファミリーになる覚悟を共有する | 相手に「親になる覚悟」があるかの確認が必須。焦らずゆっくり距離を縮める |
| 子なし | 最もスムーズな組み合わせ。お互いの失敗経験を共有し、同じ過ちを避ける意識を持つ | 離婚理由の説明と、相手の親への配慮がポイント |
どの組み合わせでも共通するのは、前提条件を早い段階ですり合わせること。
再婚は「ふたり」だけの問題では終わりません。周囲の理解や同意が必要になる場面が出てきますし、こじれると簡単には解決しない。子どもの有無、養育費、生活スタイル。後から「聞いてなかった」が出ないようにしてください。
40代・50代でも再婚できる?年代別のリアルな実情

再婚に年齢制限はないですが、年代によって最適な動き方は変わります。
30代の再婚婚活|まだまだ選択肢は広い
30代のバツイチは、再婚市場でかなり有利なポジションです。
初婚の人ともマッチングしやすいし、バツイチ同士でも母数が多い。人口動態統計でも、離婚時の年齢が20代・30代なら5年以内の再婚率は3割を超えています。子どもを望む場合の時間的余裕もあります。
知人の32歳バツイチ男性は、マリッシュを始めて3か月で交際相手が見つかりました。プロフィールに離婚歴を書いたら、逆に「正直な人だな」と好印象だったそうです。
30代なら、アプリ中心の活動が効率的。ペアーズやマリッシュのように母数の大きいアプリから入りましょう。
40代の再婚婚活|結婚相談所の活用がカギ
40代になると、アプリだけではマッチ数が減ってくるのが現実です。主要アプリの40代比率は、ペアーズで15%、Omiaiで15%。一方、マリッシュは35%。この差は大きいです。
ここで効いてくるのが結婚相談所と婚活パーティー。再婚・バツイチ向けのパーティーは40代・50代がボリュームゾーンで、オミカレだけでも全国274件が掲載されています。
- アプリ+結婚相談所(またはパーティー)の併用が40代の最適解
- アプリを使うなら、40代比率の高いマリッシュを軸にする
- 条件を絞りすぎない。年齢と年収の幅を少し広げるだけでマッチ数が変わります
💡 40代で再婚を決めた人に共通しているのは「完璧な相手を探していない」というスタンスです。70%合えば十分、残りの30%は歩み寄る。一度結婚を経験しているからこそ持てるこの感覚が、最大の武器になります。
50代以上の再婚婚活|パートナー探しの現実と選択肢
50代以上になると、「結婚」という形にこだわらない選択肢も含めて考えるのが現実的です。事実婚やパートナーシップを選ぶことで、相続や子どもとの関係の問題を避けられるケースもあります。
活動の場としては、この3つ。
- 50代以上の会員比率が高いアプリ。マリッシュは50代以上が15%と、他アプリ(多くは5%以下)を大きく上回ります
- 男女同額で真剣度の高いブライダルネット。専任コンシェルジュに相談しながら進められます
- 50代向けの婚活パーティー。有楽町の50代限定回(男性通常5,400円→初参加3,000円/女性通常3,200円→初参加無料)、東京ラウンジの50〜69歳個室12対12、北九州の50〜60代向け(男性4,500円/女性500円)など、選択肢は着実に増えています
再婚理由が「独り身は寂しい」「話し相手が欲しい」なら、いきなり再婚活に振り切らず恋活から始めるのもアリです。焦る必要はまったくありません。
初婚婚活と再婚婚活の本質的な違い|場面別の行動ガイド
再婚婚活は初婚のときとは動き方が違います。場面ごとに押さえておきましょう。
プロフィールの書き方|経験を強みに変える表現術
離婚歴をネガティブに書く人が多いんですが、これは本当にもったいない。
| NG表現 | OK表現 |
|---|---|
| 「バツイチですがよろしくお願いします」 | 「一度の結婚を経験して、今は自分に合うパートナー像が明確になりました」 |
| 「離婚歴があるので気にしない方だけ」 | 「結婚生活の経験を通じて、対話を大切にする人間になれたと思っています」 |
| 「訳ありですが…」 | 「前向きに次のステップを踏み出したいと思い、登録しました」 |
「バツイチです、すみません」というスタンスは今すぐやめてください。謝る必要はありません。離婚歴を気にしない人が7割を超えているのに、自分から一番不利な見せ方をする理由がないです。
最初のメッセージ・会話で意識すべきこと
意識するのは2つだけ。
前の結婚の話を自分からベラベラ話さないこと。聞かれたら答える、くらいがちょうどいい。自分から長々と語ると「まだ引きずってるのかな」と思われます。
そして、質問には正直かつ簡潔に。「どうして離婚されたんですか?」と聞かれたら、「お互いの生活リズムが合わなくて、話し合った結果です。自分の至らなかった部分もあったと思っています」くらいで十分です。
長い言い訳は不要。むしろ短く落ち着いて答えられる人のほうが、整理がついている印象を与えます。
交際の進め方|再婚だからこそ事前に話し合うべき5つのテーマ

2回目だからこそ、交際中に言葉にしておくべきテーマがあります。初婚のとき「なんとなく」で済ませた部分こそ、今度は詰めましょう。
- お金の管理方法 — 財布は一緒か別か。生活費の分担比率。養育費がある場合はその共有
- 住む場所と生活スタイル — どちらの家に住むか。生活リズムのすり合わせ
- 子どもに関すること — 子どもを望むか。連れ子がいる場合の関係づくり
- 親族との付き合い方 — 前の配偶者の親族との関係、新しい配偶者の親族との距離感
- 「これだけは譲れないこと」の共有 — お互いの地雷を事前に把握しておく
この5つを交際中に話せるかどうかで、再婚後の幸福度が変わります。重い話だから避けたい気持ちはわかりますが、避けた結果2回目の離婚になるほうがよほどキツいです。
前の結婚の失敗を繰り返さないための自己分析フレーム
再婚婚活の最大の武器は失敗経験です。ただし活かすには分析が要る。なんとなく「次はうまくいくだろう」では、同じ失敗を繰り返します。
なぜ前の結婚はうまくいかなかったのか?3つの問いで整理する

以下の3つに、紙に書いて答えてみてください。頭の中だけで考えるより、書くほうが圧倒的に言語化が進みます。
- 「前の結婚で、自分がもっとこうすればよかったと思うことは何か?」— 相手のせいにしない。自分の側の改善点だけに集中する
- 「次のパートナーに絶対に求める条件は何か?(最大3つまで)」— 3つに絞ることで、本当に大事なものが見えてくる
- 「どんな場面でストレスを感じやすいか?」— 自分のコミュニケーションの癖を知ることが、次の結婚を守る最大の防御になる
この答えが明確になっていると、プロフィールの文章もメッセージの返し方も自然と変わります。面倒ですが、再婚を成功させるための最高の投資です。
「焦り」が再婚を壊す|離婚後の孤独感に振り回されないために
離婚直後の孤独感は本当にきついです。その寂しさから「早く誰かと一緒にいたい」と焦って、結果的に前の配偶者と似たタイプを選んでしまう。よくあるパターンです。
対策ははっきりしていて、離婚から最低3〜6か月は婚活を始めないこと。この期間に生活を整えて、一人でも平気な状態を作ってから動き出す。
「寂しいから誰かといたい」と「この人と生きていきたい」は別物です。後者が湧くまで待つ勇気が、再婚成功の分かれ目になります。
前のパートナーと比較しない習慣の作り方
新しい相手と付き合い始めると、無意識に比較してしまうことがあります。「前の人はこうだったのに」「前の人のほうが料理がうまかった」とか。
これをやると新しい関係は確実に壊れます。
有効なのは、比較しそうになった瞬間に「この人はこの人。別の人間だ」と心の中で言い切ること。単純ですが、意識するだけで効果があります。
それでも止まらないなら、前の結婚の整理がまだ終わっていないサイン。カウンセリングを受けるのも選択肢に入れてください。
再婚婚活を始める前に知っておくべき法律・手続き
感情面だけでなく、法律と手続きの知識も必要です。知らないと損する部分なので押さえておきましょう。
女性の再婚禁止期間は廃止済み|最新の法律を確認
「女性は離婚後100日間は再婚できない」というルール、もう存在しません。
2024年4月1日に施行された民法改正(嫡出推定制度の見直し)で、女性の再婚禁止期間は撤廃されました。離婚が成立した翌日からでも、法律上は再婚できます。
古い情報のまま「まだ100日経っていないから」と足踏みしている人がいますが、その心配は不要です。
連れ子の養子縁組|必要な手続きと判断基準
子連れ再婚では、新しい配偶者と子どもの間に法的な親子関係を作るかどうかを決める必要があります。
| 項目 | 養子縁組する | 養子縁組しない |
|---|---|---|
| 法的な親子関係 | あり | なし |
| 子どもの姓 | 新しい配偶者の姓に変更可 | 変更なし |
| 扶養義務 | あり | なし |
| 相続権 | あり | なし |
養子縁組は必須ではありません。子どもの年齢と意思、前の配偶者との関係を含めて総合的に判断してください。迷ったら家庭裁判所の無料相談や弁護士に相談するのが確実です。
前の配偶者との関係整理(養育費・面会交流)
子どもがいる場合、前の配偶者との関係は再婚後も続きます。ここを曖昧にすると、新しいパートナーとの間に溝ができます。
整理すべきは3点。
- 養育費の取り決め — 再婚しても支払い義務は基本的に継続します。新しいパートナーには事前に共有しておく
- 面会交流のルール — 子どもと前の配偶者が会う頻度と方法を明確にしておく。パートナーの理解を得ることも重要
- 緊急時の連絡体制 — 子どもの病気や学校行事で連絡が必要になる場面のルールを決めておく
「前の配偶者とは完全に縁を切った」と嘘をつくのは最悪の選択です。子どもがいる以上、関係はゼロになりません。その現実を受け入れてくれる人こそ、本当のパートナーです。
再婚婚活の成功体験談|実際に再婚できた人の声
「本当に再婚できるのかな」と不安な人に、実際に再婚した2人の話を紹介します。
40代子持ちシンママ|結婚相談所で再婚できた体験談

「42歳、子ども2人(小学3年と5年)を連れての婚活でした。マッチングアプリも試したんですが、子持ちだとわかった瞬間にフェードアウトされることが多くて。結婚相談所に切り替えて、最初から条件をオープンにしたら、3か月目で今の夫と出会えました。彼は初婚でしたが、『子どもがいることも含めて好きになった』と言ってくれて。交際半年、子どもたちとの関係が安定してから入籍しました」 ── 42歳女性・結婚相談所で活動8か月・Xの投稿より
成功のポイントは2つ。隠さずオープンにしたことと、子どもとの関係が安定するまで入籍を待ったこと。焦らなかったからこその結果です。
30代バツイチ男性|マッチングアプリで出会った体験談

「34歳のときに離婚。半年間は婚活する気力もなかったけど、友人にすすめられてマリッシュを始めました。プロフィールに『結婚経験あり・子なし・離婚理由は価値観の違い』と正直に書いたら、最初の2週間で8人とマッチ。そのうちの1人が今の彼女です。彼女もバツイチで、お互い『次こそは』という気持ちが一緒だった。交際10か月で再婚しました」 ── 35歳男性・マリッシュで活動5か月・知人への聞き取り
話を聞いていて印象に残ったのは、「バツイチ同士だからこそ最初から本音で話せた」という言葉。お互いに失敗経験があるから、変に取り繕う必要がなかったそうです。
再婚婚活を今日から始める3ステップ
ここまで読んだ人は、必要な知識はもう揃っています。あとは動くだけです。
ステップ1|自分の状況を整理する(子の有無・年齢・予算)
まずは現在地の整理から。紙かスマホのメモに書き出すだけでOKです。
- 子どもの有無と年齢
- 自分の年齢
- 婚活に使える月予算
- 離婚からどのくらい経っているか
- 次のパートナーに求める条件(最大3つ)
この5項目が明確になるだけで、次に取るアクションが自動的に決まります。
ステップ2|自分に合うサービスに登録する
ステップ1をもとに選んでください。
| あなたの状況 | おすすめサービス |
|---|---|
| 30代・子なし・費用を抑えたい | マリッシュ または ペアーズ |
| 40代・子持ち・本気で再婚したい | ブライダルネット、または結婚相談所+マリッシュの併用 |
| 50代以上・穏やかな出会いを求めている | マリッシュ+50代向け婚活パーティー |
| 子どもへの理解を最優先したい | ReRe(会員数が少ないので大手と併用) |
| 男女同額の真剣な場がいい | ゼクシィ縁結び または ブライダルネット |
迷ったらマリッシュから始めるのが一番リスクが低いです。女性は無料、男性も12か月プランなら月1,866円。合わなければやめればいいだけですからね。
ステップ3|プロフィールを作り込んで活動開始
登録したら、「読んだ人が会いたいと思う内容」に仕上げます。押さえるべきは4点。
- 写真は笑顔のものを最低3枚。自撮りより他撮りが圧倒的に有利です
- 離婚歴は隠さず、前向きな言葉で書く
- 「次の結婚で大切にしたいこと」を具体的に書く
- 子どもがいるなら、その存在と親としてのスタンスを明記する
プロフィールは一度書いて終わりではありません。2週間に1回は見直して、反応が悪ければ写真か文章を変える。この改善サイクルが結果を左右します。
まとめ|再婚婚活で大切な3つのこと
再婚婚活は、不安から始まることが多い。「バツイチだから」「子どもがいるから」「もう40代だから」。
でもデータは違う景色を見せてくれます。夫婦のどちらかが再婚のカップルは4組に1組。離婚歴を気にしない人は7割超。IBJの成婚白書では、再婚者のほうが初婚者より成婚しやすいという数字まで出ています。
この記事で伝えたかったことは3つです。
- 離婚歴は隠さない。堂々とオープンにしたほうが結果的に早い
- 年齢・子の有無・予算に合った手段を選ぶ。40代以上ならアプリ単体より併用
- 前の結婚を分析して、同じ過ちを繰り返さない自己理解を持つ
一度結婚を経験したあなたには、初婚の人が持っていないリアルな経験値がある。それは弱みではなく、そのまま強みです。
迷っているなら、まずはマリッシュあたりでプロフィールを作るところから始めてみてください。完璧に準備してから動く必要はありません。走りながら整えていけば大丈夫です。
