婚活アプリの比較記事を5本読んでも、結局どれに登録するか決まらない。理由ははっきりしていて、サイトごとに1位が違うからです。

僕は29歳のときに3年付き合った彼女に振られてアプリを使い始めました。これまでに触ったアプリは30本以上。そのうち「結婚前提」で使ったアプリだけでも10本以上に課金しています。婚活寄りのアプリって、恋活アプリと比べて課金の重みが全然違うんですよ。

ここから先は、独身をどこまで担保しているかの並び、会員数と年齢層、男女別の料金、年代別・目的別の答え、併用パターン、結婚相談所との使い分けまで一気に整理します。


婚活アプリは「独身をどこまで担保しているか」で選ぶと外さない

婚活アプリ選びで失敗する人のパターンは、ほぼ1つです。会員数だけ見て一番大きいアプリに登録して、恋活目的の相手とすれ違い続けて疲れる。これ。

婚活アプリ選びで確認すべきポイントとして独身証明書・女性の課金・結婚観の項目の3つを挙げ、独身をどこまで担保しているかで選ぶという結論を示している。
婚活向きかどうかを分ける3つのチェックポイント。詳しい判定は本文の比較表の章で解説

避け方はシンプルで、そのアプリが独身であることをどこまで担保しているかを先に見ること。ここが婚活と恋活の分水嶺です。

タイプ別の答えを先に出しますね。

あなたのタイプまずこの1本理由
1年以内に結婚したいブライダルネット独身証明書提出者に絞って探せる/男女とも有料
まず母数を確保したいPairs(ペアーズ)累計2,700万人。地方でも相手が途切れない
再婚・40代以上マリッシュ40代が36%、再婚者優遇プログラムあり

本気で1年以内に結婚したいなら:婚活特化型のブライダルネット

期限を切って動くなら、ブライダルネット一択でいいと思っています。

決定打は、独身証明書を提出済みの人に絞って検索できること。公式データでは、85%のユーザーが1年以内の結婚を目指して活動しています。

会員は31万人と決して多くありません。ただ「結婚を1年以内にしたい人だけが集まった31万人」だと考えると、見え方が変わりますよね。

料金は男女ともに3,980円/月。女性も払っているという事実が、そのままメッセージの返ってきやすさに直結します。

まず出会いの母数を確保したいなら:大手総合型のPairs

「そもそも相手が表示されない」が最大のストレスなら、Pairsから始めてください。

累計2,700万人(2026年7月時点)。会員数だけで見れば国内で頭ひとつ抜けています。しかもPairsは独身証明書の提出に対応しているので、大手総合型の中では婚活寄りに使いこなせる数少ないアプリです。

年齢構成は20代45%・30代35%・40代15%・50代以上5%。20〜30代が主戦場ですが、母数が大きいぶん40代でも絶対数は確保できます。

再婚・40代以上なら:属性特化型のマリッシュ

バツイチ・子持ちで「不利になるんじゃないか」と不安なら、マリッシュから入るのが早いです。

年齢構成は20代3%・30代27.5%・40代36%・50代23.5%・60代10%。40代以上で7割近くを占めます。ここでは離婚歴がマイナスにならないどころか、バツイチ理解者にはバッジが付く設計になっています。

男女比も50:50でフラット。累計400万人で、男性4,800円/月・女性無料です。


婚活アプリ比較表|真剣度・会員数・料金・年齢層を1枚で見る

先に全体像を1枚で置いておきます。数字を並べただけの表にならないよう、見方も添えますね。

アプリ独身証明書男性月額(1ヶ月)女性月額累計会員数ボリューム層
ブライダルネット提出可・絞込検索可3,980円3,980円31万人30代(57%)
ユーブライド提出可・表示あり2,400円(スタンダード)2,400円(スタンダード)300万人30代(34.5%)
Omiai3,980円無料1,000万人30代(45%)
マリッシュ提出可4,800円無料400万人40代(36%)
Pairs提出可4,100円無料2,700万人20代(45%)
with4,160円無料800万人20代(60%)
アンジュ3,600円無料100〜150万人40代(約42%)
タップル提出可(マイナンバー読取)3,700円無料2,300万人20代(65%)

会員数と婚活の真剣度は、基本的にトレードオフです。 ブライダルネットの31万人とPairsの2,700万人、数字だけ見たら勝負になりません。でも「結婚を前提にした相手にたどり着く効率」で見ると逆転します。

ユーブライドの料金だけ補足を。表に載せた2,400円は最安のスタンダードプランで、男女同額です。ここが入口の金額。媒体によっては4,300円や5,000円という記載も見かけますが、これは上位プランや決済方法による差なので、始めるときに気にする必要はありません。

ひとつお断りしておきます。ゼクシィ縁結びは今回の比較対象から外しました。2026年4月に「サービス終了のため掲載から除外した」とする媒体がある一方、同年7月時点で紹介を続けている媒体もあり、提供状況に疑義があるからです。読者に確認を丸投げするのは無責任なので、推奨枠からも料金表からも削除しています。

婚活向きかどうかを分ける3つのチェックポイント(独身証明書・女性の課金・結婚観の項目)

僕が「このアプリは婚活向き」と判断するときに見ているのは、次の3点だけ。感覚じゃなく、仕組みの話です。

  1. 独身証明書:提出者だけを絞り込んで検索できるか
  2. 女性の課金:男女同額で有料か(女性無料だと冷やかしの参入コストがゼロになる)
  3. 結婚観の項目:結婚前提のプロフィール項目と検索条件が揃っているか
アプリ独身証明書女性も有料結婚観の項目判定
ブライダルネット主軸に置ける
ユーブライド主軸に置ける
マリッシュ×条件付きで主軸
Pairs×条件付きで主軸
Omiai××条件付きで主軸
タップル××主軸には不向き
with××主軸には不向き
アンジュ××主軸には不向き
Tinder×××主軸には不向き

(◎=提出者だけを絞り込める/○=提出に対応/△=条件付き・限定的/×=非対応)

3点すべて満たすのはブライダルネットとユーブライドの2本だけ。女性も有料のアプリはマッチング後のメッセージ返答率が高い、というのは複数の比較メディアが共通して挙げているポイントで、10本以上に課金してきた僕の実感とも完全に一致します。

ただ、この3チェックはあくまで仕組みの話。もうひとつ「実際に集まっている会員の温度」という軸があります。たとえばOmiaiは独身証明書に対応していませんが、編集部調査では会員の約8割が婚活目的。仕組みは緩くても、中身は真剣というパターンです。この記事で婚活特化型と総合型を分ける線は、後者の温度の方で引いています。

会員数・年齢層・男女比の比較

年齢層は「自分がマジョリティ側かどうか」で見てください。少数派の年代で戦うと、いいねが分散しないぶん有利なこともありますが、そもそも相手がいない不毛なパターンの方が多いです。

アプリ20代30代40代50代以上男女比
Pairs45%35%15%5%60:40
with60%30%8%2%55:45
Omiai35%45%15%5%55:45
タップル65%25%8%2%60:40
マリッシュ15%35%35%15%50:50

注目してほしいのはマリッシュの男女比50:50です。男性が過剰じゃないアプリは、いいねの競争率がまるで違います。Pairsやタップルの60:40だと、男性は上位の女性に集中砲火を浴びせる構図になりがちなので。

ちなみに会員数の数字は、媒体によって幅があります。Pairsは2,000万人と書くサイトもあれば2,700万人と書くサイトもある。各社の発表タイミングのズレなので、数百万人の差で選ぶ意味はありません。

男女別の月額料金・無料でできる範囲の比較

料金は「男性のみ有料」か「男女とも有料」かで、アプリの性格が真っ二つに割れます。

  • 男女とも有料:ブライダルネット、ユーブライド → 婚活専用。冷やかしがほぼいない
  • 男性のみ有料:Pairs、with、Omiai、マリッシュ、タップル、アンジュ → 恋活兼用。女性の母数は圧倒的

男性の1ヶ月プランは、だいたい3,600〜4,800円のレンジに収まります。アンジュ3,600円が最安、マリッシュ4,800円が最高。ここは大差ないので、料金でアプリを決めるのは正直もったいないです。

無料でできる範囲はどこも似ています。登録・プロフィール作成・相手の検索・いいね送信までは無料で、メッセージのやり取りから有料。これが基本パターンです。

つまり「マッチするかどうか」は0円で試せる。課金前に必ずやってほしいところです。

地方在住でも出会えるか|都市部以外の会員分布で見る比較

地方なら、真剣度より先に会員数を取ってください。これは断言します。

婚活特化型は真剣度が高いぶん、絶対数が少ない。ブライダルネットの31万人を47都道府県と男女で割ったら、1エリアあたりに何人残るか想像がつきますよね。都市部なら十分機能しますが、地方だと検索結果が数ページで尽きます。

一方でPairsの2,700万人、タップルの2,300万人クラスなら、地方でも相手が表示され続ける。会員数の多いアプリが地方で有利という点は、主要な比較メディアが揃って指摘しているところでもあります。

地方在住の現実解はこの順番です。

  1. Pairsで母数を確保する(メイン)
  2. 検索条件で「結婚に対する意思:すぐにでもしたい」系の項目を必ず使う
  3. 独身証明書の提出者を優先的に見る
  4. 余力があればユーブライドを併用して真剣層を拾う

婚活アプリと恋活マッチングアプリは何が違う?婚活目的なら避けたいアプリ

婚活目的なら、タップルとTinderは主軸から外してください。好き嫌いじゃなく、設計の話です。

恋活アプリと婚活アプリを独身証明書・女性の課金・結婚観の項目の3つの軸で並べ、婚活アプリは入口のハードルが高いことを示している。
本文で挙げた3つの違いを整理。アプリごとの対応状況は比較表の章を参照

タップルは累計2,300万人・20代65%で、出会いやすさは本当に優秀。「登録した人の3人に1人が30日以内に恋人ができている」というデータもあります。ただ、結婚観がわかる検索項目が少ない。29歳女性のレビューでも「若い人も多いので真剣な出会いを見つけようと思うと、相手の真剣度を見極めるのは大変」と語られています。

Tinderに至っては20代70%・男女比65:35。世界190ヶ国で使えるカジュアルな出会いのアプリなので、結婚相手を探す場所ではありません。

登録時の証明書・審査の厳しさが決定的な差になる

真剣度の差は、入口のハードルの高さで9割決まります。

ハードル該当アプリ効果
男女とも課金必須ブライダルネット、ユーブライド遊び目的が経済的に割に合わなくなる
独身証明書の提出・絞込ブライダルネット、ユーブライド、Pairs、マリッシュ既婚者の混入を構造的に排除
年齢制限アンジュ(30歳以上限定)目的が近い層だけが残る
入会審査東カレデート、イヴイヴ、バチェラーデート会員の質は上がるが母数は激減

入口が緩いアプリは、その緩さのぶんだけ後から見極めコストを払うことになる。30本以上のアプリを実際に使ってきた僕の結論です。

恋活寄りアプリでも婚活に使えるケース・使えないケース

大手総合型を全否定はしません。条件付きで、むしろ強力です。

使えるケース

  • 地方在住で、婚活特化型だと相手が表示されない
  • 20代で、そもそも婚活特化型に同世代がいない
  • Pairsのように独身証明書に対応していて、結婚意思の検索項目がある

使えないケース

  • 結婚観の検索項目がない(タップル、Tinder)
  • プロフィールに結婚希望時期を書く欄がなく、メッセージで探るしかない
  • 相手の年齢層が自分より10歳以上若い側に偏っている

with(20代60%)は20代の婚活なら十分アリですが、35歳を過ぎたら母集団がズレます。年齢とアプリの分布が噛み合っているか、登録前に上の表で必ず照合してください。


婚活アプリの選び方|比較すべき5つの軸と、あなたが優先すべき軸

比較軸は5つあります。ただし全部を満たすアプリは存在しません。だから優先順位をつける作業が必要になるわけです。

  • 会員数:出会いの母数。地方ほど重要度が上がる
  • 真剣度:独身証明書・男女有料・結婚観項目の3点
  • 料金:月2,400〜4,800円のレンジ。差はつきにくい
  • 機能:診断マッチング、ビデオ通話、音声通話
  • サポート:プロへの相談、トークアドバイス、24時間の監視体制

30秒チェックリスト|5つの質問で自分に合うタイプがわかる

はい/いいえで答えてください。「はい」の数を数えます。

  1. 1年以内に結婚したいと本気で思っている
  2. 相手が独身であることを書類レベルで確認したい
  3. 月4,000円前後を半年払う予算がある
  4. 住んでいるのは政令指定都市かその近郊
  5. 年齢は30歳以上

はいが4〜5個 → 婚活特化型。ブライダルネットかユーブライドから始めてください。

はいが2〜3個 → バランス型。Omiai(真剣度と会員数の両取り)が最適解です。

はいが0〜1個 → 総合型。Pairsかwithで母数を取りつつ、結婚意思の項目で絞り込むのが現実的。

会員数を優先すべき人・真剣度を優先すべき人の分かれ目

分岐点は「住んでいる場所」と「使える時間」の2つです。

住んでいる場所と期限の有無を2軸に取り、地方在住なら会員数を優先し、都市部在住で期限が決まっているなら真剣度を優先すべきという分かれ目を示している。
住んでいる場所と使える時間で優先軸を判断。本文の基準を整理

会員数を優先すべきなのは、地方在住の人、20代の人、そして「まず何人かと会って感覚を掴みたい」段階の人。母数がないと経験値が溜まらないので、ここは効率より量です。

真剣度を優先すべきなのは、都市部在住で、期限が決まっていて、これ以上ムダな時間を使いたくない人。会う人数は減りますが、1回のデートの重みが全然違います。

僕はここを間違えて、婚活を始めた最初の3ヶ月を恋活アプリで溶かしました。相手が悪いんじゃなくて、場所の選択ミスでした。


婚活特化型アプリ4選|真剣度上位の特徴・料金・向く人

まず分類の基準をはっきりさせておきます。ここで婚活特化型と呼ぶのは、次の4本です。

  • 男女とも課金必須で、構造的に冷やかしが入らない:ブライダルネット、ユーブライド
  • 会員の8割前後が婚活目的とはっきりしている:Omiai
  • 再婚前提の設計で、40代以上が7割を占める:マリッシュ

Pairsとwithは主戦場が20代で恋活の色が濃いので、この4本には入れず次章の総合型に回しています。会員数の大小ではなく、集まっている会員の温度で線を引いた、ということですね。

ブライダルネット

婚活特化型の中で、僕が一番信頼しているアプリです。

ブライダルネットの特徴である独身証明書の絞込検索・プロに相談できるサポート・日記機能を挙げ、85%のユーザーが1年以内の結婚を目指していることを示している。
活動目的は公式データ。料金は男女ともに月3,980円(税込・1ヶ月プラン)

結婚相談所とマッチングアプリの中間みたいな設計で、独身証明書を提出済みの人に絞った検索ができる。さらに婚活のプロに相談できるサポートも付いています。日記機能やコミュニティで人柄が見えるのも、写真だけでは判断できない婚活向きの作りだなと。

  • 料金:男女ともに3,980円/月
  • 会員数:31万人
  • 年齢層:30代57%、20代12.5%、40〜44歳15.5%、45歳以上15%
  • 向く人:1年以内に結婚したい人、都市部在住、サポートが欲しい人

公式データによると、85%のユーザーが1年以内の結婚を目指して活動しています。この数字が意味するのは、「そのうち結婚したい」レベルの人がほぼいないということ。温度感が揃っている場所は、とにかく話が早いです。

ユーブライド

独身であることを書類で確認したい人には、ここが最有力です。

独身証明書を提出したユーザーにはその表示が出るので、プロフィールを見た時点で判断できます。年収証明にも対応。男女ともに有料という点も、真剣度の高さを支える構造です。

  • 料金:スタンダードプラン2,400円/月(男女同額)
  • 会員数:300万人
  • 年齢層:20代18%、30代34.5%、40代26%、50代17.5%、60代4%
  • 向く人:30〜50代、書類ベースで安心したい人

注目したいのが年齢分布の広さ。40代26%、50代17.5%と、上の年代がしっかり残っています。男女とも有料で300万人という規模は、婚活特化型ではかなり貴重ですよ。

料金は上位プランになると4,300〜5,000円まで上がりますが、始めるときに払うのはスタンダードの2,400円。まずここから入って、必要になってから切り替えれば十分です。

Omiai

会員数と真剣度、両方欲しい人の答えがOmiaiです。

Omiaiのアプリ画面を端末枠で示し、約8割が婚活目的であることやイエローカード・プロフィール非公開などの安全機能を紹介している。
App Storeの実画面(2026年9月時点)。婚活目的の割合は編集部調査による

累計1,000万人という母数を持ちながら、編集部調査では約8割、別の調査では7割以上が婚活目的。婚活特化型ほど狭くなく、恋活アプリほど緩くない。このポジションを取れているアプリは他にありません。

  • 料金:男性3,980円/月(6ヶ月プランで1,990円/月)、女性無料
  • 年齢層:30代45%、20代35%、40代15%
  • 機能:イエローカード、プロフィール非公開、キーワード検索、名前のイニシャル表記

Omiaiは独身証明書に対応していないので、書類の担保という点では2強に劣ります。それでも婚活特化型に入れているのは、集まっている会員の目的がはっきり結婚に寄っているから。仕組みではなく会員の質で押し切るタイプですね。利用者300人へのアンケートでも、婚活アプリ部門で満足度4.2点(5点満点)と評価されています。

マリッシュ

再婚・シンママ・シンパパにとって、ここは環境がまるで違います。

マリッシュの特徴として再婚者優遇プログラム・バツイチ理解者へのバッジ・男女比50:50を挙げ、再婚前提の設計で離婚歴が不利にならないことを示している。
年齢構成は40代36%・50代23.5%・60代10%。2026年7月時点のデータ

再婚者優遇プログラムがあり、バツイチ理解者にはバッジが付く。つまり「離婚歴を伝えるかどうか」で悩む時間そのものが消えます。音声通話機能があるのも、子どもがいて外出しづらい人には実用的です。

  • 料金:男性4,800円/月(12ヶ月プランで1,866円/月)、女性無料
  • 会員数:400万人
  • 年齢層:40代36%、30代27.5%、50代23.5%、60代10%、20代3%
  • 男女比:50:50

ひとつ正直に言うと、利用者の口コミには「使いやすいけれど、毎日見えるお相手の変わり映えはしない」という声があります(利用目的:婚活/利用期間3〜6ヶ月)。会員数400万人は大手と比べれば控えめなので、地方だとここが効いてきます。


婚活にも使える総合型アプリ5選|母数の多さで勝負するなら

総合型は「婚活に使えないアプリ」ではなく、「婚活の使い方をしないと機能しないアプリ」です。会員の主戦場が20代寄りだったPairs・with・アンジュに、審査制の東カレデート・バチェラーデートを加えた5本を、条件付きで紹介します。

Pairs(ペアーズ)

累計2,700万人。もはや小さい国の人口レベルですよね。

Pairsのアプリ画面を端末枠で示し、累計2,700万人の会員数や独身証明書への対応、コミュニティ機能などの強みを紹介している。
App Storeの実画面(2026年9月時点)。累計会員数は2026年7月時点

Pairsが婚活でも通用するのは、独身証明書に対応していて、年収だけでなく生活スタイルや結婚観まで細かく条件指定して探せるから。15万種類を超えるコミュニティ機能で価値観の近い人を見つけられるのも強みです。

  • 料金:男性4,100円/月(12ヶ月プランで1,675円/月)、女性無料
  • 年齢層:20代45%、30代35%、40代15%、50代以上5%
  • 安全面:本人確認必須、24時間監視体制

僕が30本以上使ってきた中でも、検索条件の細かさは頭ひとつ抜けています。24サービスを8項目で比較検証したランキングでも1位(4.53点)でした。地方在住なら、まずここ。

ただし34歳男性の口コミにあるように「かわいい子はライバルが多いのか、いいねをしてもなかなかマッチングしなかった」という現実もあります。母数が大きい=競争も激しい。ここはセットで覚えておいてください。

with

20代で結婚を見据えるなら、withが一番刺さります。

超性格分析と好みカードで相性から入る設計なので、条件検索が苦手な人でも会話が始まりやすい。トークアドバイス機能もあって、メッセージが続かない人の救済装置になっています。

  • 料金:男性4,160円/月、女性無料
  • 年齢層:20代60%、30代30%、40代8%
  • 会員数:累計800万人(2026年7月時点。1,500万人と発表する媒体もあります)

編集部調査(n=100)では「いい人がいれば結婚したい」と答えた人が65.7%。つまり、結婚は視野にあるけど今すぐではない層が主流ということです。20代同士で「付き合ってから結婚を考える」ならベスト、30代後半以降なら分布がズレます。

1日10万組がマッチングしているという実績もあるので、まず出会いの数を作りたい20代には向いています。

アンジュ

30歳未満は登録できない。この一点だけで存在価値があります。

40代41.5%、50代38%、30代13.5%、60代7%。年齢層の高い人が「若い子ばかりで埋もれる」問題から完全に解放される設計です。

  • 料金:男性3,600円/月、女性無料
  • 会員数:100万〜150万人(媒体により差あり)

利用者300人へのアンケートでは、40〜50代で付き合えた割合が66%と全アプリ中で最も高い結果が出ています。40代以上なら、マリッシュとこのアンジュの2択で考えていいくらいです。

東カレデート

ハイスペック狙いなら、審査制の東カレデートが候補になります。

既存会員の投票による審査制で、男性会員の44%が年収1,000万円以上(公式発表)。料金はゴールドメンバーで6,500円〜です。

会員の質は上がりますが、そのぶん母数は絞られます。メインではなくサブに置くのが現実的ですね。

バチェラーデート

方向性が独特で、メッセージ・いいね・日程調整をすべてAIが実施し、週1回のデートが確約されます。

登録には二段階審査があり、デート後に相手から評価されてレートが決まる仕組み。会員数は20万人と少なめです。料金は男性がお手軽9,800円/ベーシック19,800円/プレミアム29,800円(媒体によっては7,480円〜/15,180円〜/22,880円〜の記載あり)、女性は無料。

僕は32歳のときに審査制のアプリを試して、審査は通ったんですが続きませんでした。理由は単純で、平日夜に必ずデートを入れられる生活じゃなかったから。デート確約型は「時間を金で買う」サービスなので、時間がない人ほど向いていて、時間がない人ほど使いこなせないという矛盾を抱えています。


年代別のおすすめ婚活アプリ|20代・30代・40代・50代

自分の年代がマジョリティのアプリを選ぶ。これだけで、いいねの返信率は目に見えて変わります。

年代第一候補第二候補理由
20代withPairs20代が60%・45%と主流層
30代Omiaiブライダルネット30代45%・57%で最も厚い
40代マリッシュアンジュ40代36%・41.5%
50代アンジュユーブライド50代38%・17.5%

20代|結婚を見据えるなら婚活特化より総合型が有利な理由

20代は総合型から入るのが正解です。理由は身も蓋もなくて、婚活特化型に20代がほとんどいないから。

ブライダルネットの20代比率は12.5%、ユーブライドは18%。一方、withは60%、Pairsは45%です。同世代と出会う確率が3〜5倍違います。

やるべきことは、総合型に登録した上で「結婚に対する意思」の項目をきっちり埋めて、同じ意思の相手だけに絞ること。場所は総合型、フィルタは婚活仕様。この組み合わせが20代の最適解です。

30代|最も選択肢が多い年代の絞り込み方

30代はどのアプリでも主流層になれます。だからこそ迷う。絞り込みは目的で切ってください。

  1. 1年以内に結婚したい → ブライダルネット(30代57%)
  2. 2〜3年で結婚できればいい → Omiai(30代45%)
  3. まだ相手のイメージが固まっていない → Pairs(30代35%+母数最大)

相手の独身を書類で確認したい30代なら、ユーブライド(30代34.5%)も有力です。

30代は選択肢が多いぶん、「どれにするか」より「いつまでに結果を出すか」を先に決めた方がうまくいきます。

40代・50代|年齢制限のあるアプリを優先すべき理由

40代以上は、年齢層の高いアプリを選ばないと消耗します。ここは声を大にして言いたいところ。

タップルの40代比率は8%、withも8%、Tinderも8%。この環境に飛び込んでも、検索結果にほとんど表示されません。

一方、アンジュは30歳以上限定で40代41.5%・50代38%、マリッシュは40代36%・50代23.5%。同じ月4,000円弱を払うなら、どちらに払うべきかは明らかですよね。

ユーブライドも40代26%・50代17.5%と健闘していて、しかも独身証明書で相手を確認できる。40代以上の再婚なら、マリッシュ+ユーブライドの組み合わせが強いです。


目的・属性別のおすすめ|再婚・シンママ・ハイスペ・多忙・地方在住

年代以外の事情がある人ほど、アプリ選びで結果が変わります。ここは属性ごとに答えを出します。

バツイチ・子持ちで再婚を目指す場合

マリッシュ一択で始めてください。理由は3つ。

  • 再婚者優遇プログラムがあり、離婚歴が前提の場になっている
  • バツイチ理解者にバッジが付くので、相手の受容度が事前にわかる
  • 男女比50:50、40代36%と、年代・性別バランスが整っている

「離婚歴をいつ伝えるか」で消耗する時間がゼロになるのが最大の価値です。そこに神経を使わなくていい環境は、精神的に本当に楽になります。

補足として、マリマリッジのように離婚歴や子どもの有無を特別プロフィールで事前確認できるアプリもあります。伝え方に悩むなら、最初から情報が開示される設計を選ぶのが賢いですね。

年収・学歴でハイスペック層を狙う場合

審査制アプリは効きます。ただ、期待値は現実的に持ってください。

東カレデートは男性会員の44%が年収1,000万円以上、GORGEOUSは54.9%が年収1,000万円以上(いずれも公式サイト調査)。数字は本物ですが、裏を返せば会員の絶対数が少ないということ。地方だとほぼ機能しません。

現実的な戦い方はこうです。

  1. 審査制アプリはサブに置く(東カレデート6,500円〜、GORGEOUS8,400円/月など)
  2. メインはPairsかOmiaiで、年収・学歴の条件検索で絞る
  3. 母数×条件フィルタの方が、審査制の少数母数より結果が出やすい

⚠️ 年収1,000万円以上を狙う人ほど、投資・副業の勧誘に狙われやすいのも事実です。警察庁も、アプリで知り合った相手が親密になった後に金銭を騙し取る手口に警戒を呼びかけています。

仕事が忙しい・地方在住で会う機会が限られる場合

時間がないなら、メッセージ工程を削れるアプリを選びましょう。

  • バチェラーデート:AIが日程調整まで実施し、週1デートが確約
  • D³(旧Dine):日程調整と店の予約をアプリが代行、メッセージなしでデート可能(1ヶ月6,500円〜、22歳以下3,900円〜)

地方在住なら話は別で、母数が最優先です。Pairs(2,700万人)でオンライン前提のやり取りから始めて、ビデオ通話機能で会う前の見極めをする。移動コストが高い地域ほど、ビデオ通話は必須機能だと思ってください。


婚活アプリの料金は結局いくらかかる?男女差と無料で試す方法

結論、男性は半年で1万〜3万円、女性は無料〜2万円台。 結婚相談所の数十万円と比べたら、桁が1つ違います。

男性の月額相場と、女性が有料になるアプリの違い

男性の1ヶ月プランは3,600〜4,800円のレンジ。ほぼ横並びです。

アプリ1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
Omiai3,980円3,320円1,990円1,950円
Pairs4,100円3,033円2,366円1,675円
with4,160円3,000円2,217円1,833円
マリッシュ4,800円3,600円2,633円1,866円
タップル3,700円3,100円2,200円2,234円

(金額はすべて月あたり)

女性が有料になるのは、ブライダルネット(男女3,980円)とユーブライド(男女スタンダード2,400円)の婚活専用2本。婚活専用アプリは男女問わず月2,400〜4,000円ほどかかると考えておけば、大きくは外れません。

女性にとってこの「有料」は損じゃないです。払ってでも来ている男性しかいない場所に行けるチケット代だと思ってください。

無料会員のままどこまでできるか(アプリ別)

課金前に必ずやってほしいのがここ。

無料でできること(多くのアプリ共通)

  • 会員登録とプロフィール作成
  • 相手の検索・閲覧
  • いいねの送信
  • マッチングの成立

有料が必要なこと

  • マッチング後のメッセージ送信(男性)
  • 一部の絞り込み検索や、いいねの追加

つまり「自分がその市場でどれくらいマッチするか」は0円で測れます。僕がおすすめしているのは、候補を2〜3本無料登録して1週間放置し、マッチ数が一番多かったところにだけ課金する方法。これで課金の失敗はほぼなくなりますよ。

補足すると、Tinderは無料でも基本機能が使えます(有料プランのTinder+は月2,200円〜)。婚活には向きませんが、アプリの操作感に慣れる練習台としてなら使えます。

3ヶ月・6ヶ月プランと成婚までの平均費用シミュレーション

長期プランは月あたりが安くなりますが、初手で12ヶ月は買わないでください。合わなかったときの損失が大きすぎます。

主要アプリの3ヶ月プラン総額を比べると、ユーブライドが7,200円で最も安く、Pairsが9,099円、Omiaiが9,960円、ブライダルネットが11,940円となっている。
男性の3ヶ月プラン総額(税込)。ブライダルネット・ユーブライドは男女同額。2026年7月時点の料金をもとに算出
  • Omiai 3ヶ月:3,320円×3=9,960円
  • Pairs 3ヶ月:3,033円×3=9,099円
  • Omiai 6ヶ月:1,990円×6=11,940円
  • Pairs 6ヶ月:2,366円×6=14,196円
  • ブライダルネット 3ヶ月(男女それぞれ):3,980円×3=11,940円
  • ユーブライド 3ヶ月(男女それぞれ):2,400円×3=7,200円

半年で結果を出す前提なら、男性の総額は1万〜1万5,000円程度。婚活専用アプリを女性が半年使っても2万円台です。

僕の推奨は「まず3ヶ月プラン、続けると決めてから6ヶ月に切り替える」。3ヶ月あれば、そのアプリで自分が通用するかは十分わかります。


実際どれくらい結婚できている?成婚までの期間・会った人数のデータ

先に誠実に言っておきます。婚活アプリ経由の結婚が全体の何%かという正確な数字は、統一された公表値がありません。各社が出す成婚率も、算出基準がバラバラです。

だからここでは、確認できるデータだけで期待値を作ります。

婚活アプリ経由の結婚は全体の何%か

「アプリ婚が◯%」という数字はメディアによって幅があり、断定できるものではありません。代わりに見るべきは、各アプリの利用者がどれくらい結婚を意識しているかです。

  • ブライダルネット:85%が1年以内の結婚を目指して活動(公式データ)
  • Omiai:約8割が婚活目的(編集部調べ)/7割以上が婚活目的(別調査)
  • with:「いい人がいれば結婚したい」が65.7%(編集部調べ・n=100)
  • ラス恋:利用者の80%が結婚を希望(公式サイトより)

この差がそのまま、あなたが会う相手の温度感の差になります。全体の成婚率より、こっちの数字の方がずっと実用的です。

成婚した人は平均何人と会い、何ヶ月かかったか

参考になるデータをいくつか。

利用者300人へのアンケートでは、タップルが平均デート人数5.9人で最も出会いにつながりやすいという結果が出ています。結婚相談所の成婚平均期間は1.5年というデータもあります。

僕の実感で言うと、婚活アプリで結婚まで進んだ人は、だいたい10人前後と会っています。1ヶ月に2〜3人と会うペースなら、4〜6ヶ月。この見積もりで動くと、途中で心が折れにくいです。

大事なのは「1人目でうまくいくと思わないこと」。10人と会う前提で予算とスケジュールを組んでおけば、3人目でダメでも普通のことだと処理できます。

「成婚率◯%」の数字をそのまま信じてはいけない理由

各社の成婚率は、分母が全然違うからです。

  • 「有料会員のうち」なのか「登録者全員のうち」なのか
  • 「退会理由に成婚を選んだ人」だけをカウントしていないか
  • 集計期間が1年なのか累計なのか

たとえば「1ヶ月のマッチング率97%」という数字を出しているアプリもありますが、これは結婚率ではなくマッチング率。全然別の指標です。

数字を見るときは、何を分母にしているかを必ず確認する。これができるだけで、婚活サービス選びの精度は大きく上がります。


サクラ・業者は本当にいる?危険な相手の見分け方と安全性の比較

今の主要アプリに、運営が雇うサクラはほぼいません。警戒すべきは業者と、詐欺目的の一般ユーザーです。

サクラと業者の違い|今のアプリに多いのはどちらか

まず区別しておきましょう。

  • サクラ:運営が課金を促すために配置する偽ユーザー。大手が運営する現在の主要アプリでは基本的にいない
  • 業者:外部から侵入する第三者。投資勧誘、副業勧誘、他サイトへの誘導、ネットワークビジネスなど

実害があるのは圧倒的に後者です。警察庁も、アプリ等で知り合った相手が親密になった後に投資や副業を持ちかけて金銭を騙し取る手口の多発に警戒を呼びかけています。

被害は男性で50〜60代、女性で40〜50代が半数超え。婚活世代がまさに標的なんですよね。

怪しいプロフィール・メッセージの具体的な特徴

僕が実際に遭遇して「これは」と思ったパターンを挙げます。

プロフィール編

  • 写真がモデル級に整いすぎている、かつ全身が写った日常の1枚がない
  • 職業が「経営者」「投資家」で、業務内容の記載がない
  • 自己紹介文が短く、具体的な地名や趣味が一切ない

メッセージ編

  • 2〜3往復で「LINEに移りませんか」と急ぐ
  • 会う前にお金儲けの話が出る
  • 実際に会ったことがないのに金銭の援助を求めてくる
  • 「一緒に将来のために資産形成しよう」系の言い回し

会う前にお金の話が出たら、その時点で終了。 これは例外なしのルールにしていいです。

本人確認・監視体制をアプリ別に比較

各アプリが実装している対策を並べます。

アプリ本人確認その他の対策
Pairs必須24時間監視体制、上場企業運営
Omiai必須イエローカード、強制退会、名前はイニシャル表記
マリッシュ必須通報対応、再婚者優遇プログラムの運用管理
with必須監視体制、トークアドバイス
タップル必須マイナンバーカード読取による独身証明
Tinderあり位置情報ベースで匿名性が高く、見極めは自己責任

Omiaiのイエローカード機能は本当に優秀で、違反報告が一定数集まった相手には警告マークが表示されます。プロフィールを開いた瞬間に危険度がわかるのは、他にない安心感がありますよ。


婚活アプリは複数併用すべき?おすすめの組み合わせ3パターン

併用は推奨します。ただし最大2本まで。 3本以上は管理コストが利益を上回ります。

併用が効くパターン・逆効果になるパターン

効くのは、性格の違うアプリを2本持つときです。

✅ 効くパターン

  • 婚活特化型(真剣度)×総合型(母数)で役割を分ける
  • 無料期間中に3本登録して、マッチ数の多い2本だけ残す
  • 地方在住で1本だと候補が尽きる

❌ 逆効果になるパターン

  • 似た性格のアプリを2本(PairsとwithとOmiaiを同時など)→ 同じ人に何度も遭遇する
  • 3本以上を同時に課金 → 月1万円超えでプロフィール更新も滞る
  • どのアプリでも同じ写真・同じ文章 → 併用の意味がない

組み合わせ例①婚活特化×大手総合/②真剣度重視×再婚特化/③20代向け×婚活型

具体案を3つ出します。

パターン①:ブライダルネット × Pairs

真剣度と母数を両取りする王道です。ブライダルネットで独身証明書提出者に集中しつつ、Pairsで母数を確保する。男性の合計は月8,000円前後。都市部在住の30代に一番おすすめの形です。

パターン②:ユーブライド × マリッシュ

40代以上・再婚組の最適解。ユーブライドで書類ベースの安心を取り、マリッシュで再婚に理解のある層と会う。男性の合計は月7,200円で、どちらも40代・50代の比率が高いので年齢で埋もれません。

パターン③:with × Omiai

20代後半〜30代前半向け。withで同世代の母数を確保しつつ、Omiaiで婚活目的が明確な相手に絞る。withは20代60%、Omiaiは30代45%なので、年齢のグラデーションも綺麗に繋がります。

併用の隠れコスト|メッセージ管理と返信負担のリアル

比較表には出てこないコストの話をします。

2本使うと、やり取りする相手は単純に倍。ここで起きるのが返信の遅れです。婚活のメッセージは1日1〜2往復のペースで進むので、5人と並行すると1日10通近くを書くことになります。

僕が2本併用していたときは、返信が遅れて自然消滅したケースが何件かありました。相手を間違えて話題を送ってしまったこともあります。これ、致命的です。

対策はシンプル。

  1. 同時進行は最大4〜5人まで
  2. 返信は朝と夜の2回にまとめる
  3. 相手ごとに一言メモを残す(職業・話した話題・次の予定)

管理できないなら、2本目は課金しない。1本を丁寧に回した方が、確実に成果は出ます。


結婚相談所とアプリ、どちらを選ぶべきか|判断基準チェック

先に言い切ります。自分でプロフィールを作り、自分でメッセージを送り、自分で日程を決められる人はアプリでいい。それができないなら相談所です。

費用・期間・サポートの違いを数字で比較

項目婚活アプリ結婚相談所
費用月2,400〜4,800円(半年で1〜3万円)数十万円単位
期間の目安自分次第(数ヶ月〜)成婚平均期間1.5年というデータあり
相手の独身証明アプリにより任意提出提出が前提
サポート基本セルフ(プロ相談付きもあり)専任カウンセラーが伴走
出会える人数制限なし紹介・申込数に上限あり

費用差は10倍以上。ただ、相談所の費用は「人が動いてくれる代金」です。ここに価値を感じるかどうかが分岐点になります。

相談所が向いている人の3条件(自分で動けない・期限がある・予算がある)

次の3つのうち2つ以上当てはまるなら、相談所を検討した方がいいです。

  1. 自分で動けない:写真選び、プロフィール作成、メッセージが続かない。この3つで詰まっている
  2. 期限がある:1年以内に絶対に結婚したい、明確な理由がある
  3. 予算がある:数十万円を投資として払える

逆に、アプリが向いているのは「自分で試行錯誤できて、半年〜1年かけられる人」。婚活アプリは自由恋愛なので、いつ結婚できるかは正直わかりません。だからこそ、付き合う人が決まったら希望の結婚時期は早めに伝えておくべきです。

ちなみに、ブライダルネットのようにサポートが付いた婚活アプリは、ちょうどこの中間に位置します。相談所ほど高くなく、完全セルフよりは手厚い。迷っているなら、まずここを試すのが合理的です。


体験談:婚活アプリを複数使った30代のリアルな結果

僕がアプリを始めたのは29歳。3年付き合った彼女に振られた直後で、正直やけくそでした。そこから32歳で今の彼女と出会うまで、婚活寄りのアプリを何本も渡り歩いています。

どのアプリでどんな人と出会えたか

差は、はっきりありました。

カフェの窓際でスマートフォンを見ながら穏やかに微笑む30代の日本人男性。婚活アプリを複数使った体験談の場面を表している。
婚活アプリを複数併用していた時期のイメージ

Omiaiで会った人は、1人目から「結婚をいつまでにしたいか」の話が出ました。カフェで2時間、将来住む場所と仕事の続け方の話をして帰ってきたのを覚えています。これが婚活アプリかと。

Pairsは真逆で、母数が多いぶん温度がバラバラでした。マッチはするけど、会ってみたら「結婚はまだ考えてない」というケースが3人に1人くらい。悪いアプリという意味ではなく、そういう設計だという話です。

30歳の秋、Pairsで会った人に「結婚とか考えてます?」と聞いたら、「え、そういうの重くないですか?」と返されました。あのとき初めて、アプリ選びの時点で自分がミスしていたと気づいたんです。(筆者の体験)

失敗した使い方と、途中で変えて効果が出たこと

失敗は3つありました。

  1. 4本同時に課金した(月1万5,000円払って、どのプロフィールも中途半端)
  2. 全部のアプリで同じ写真と同じ自己紹介文を使い回した
  3. 結婚希望時期をプロフィールに書かなかった

変えたのは、シンプルに2本へ絞ったこと。そしてプロフィールの1行目に「2年以内に結婚したいと思っています」と書いたことです。

これで何が起きたか。いいねの総数は減りました。でもマッチした相手からの返信率が上がって、初回デートに進む確率が明らかに変わったんです。

婚活は数を集めるゲームじゃなくて、温度の合う人だけを残すゲーム。ここでやっと理解しました。


始めた後に知っておきたい注意点|退会・課金停止・身バレ・勧誘

始める前より、始めた後のトラブルの方が多いです。ここは意外と誰も書いてくれない領域なので、しっかり書きます。

退会と課金停止は別物|アプリ別の解約しやすさ

これ、本当に多いミスです。アプリを退会しても、課金が自動更新で続くケースがあります。

  • アプリ内課金(App Store / Google Play経由):解約は各ストアの「サブスクリプション」から。アプリを削除しても止まりません
  • Web決済(クレジットカード):アプリまたはWebサイトの設定画面から解約

順番は必ずこれで。

  1. まず課金(自動更新)を停止する
  2. 停止できたことを確認する
  3. その後にアプリを退会する

逆順にすると、退会後に課金だけ残る事故が起きます。長期プランほど被害額が大きくなるので、初回課金の直後に停止手順を確認しておくのが安全です。

身バレ対策とサポート対応の質の差

知り合いに見つかりたくないなら、非表示機能があるアプリを選びましょう。

  • Omiai:プロフィール非公開機能、名前のイニシャル表記
  • Pairs:プライベートモード(いいねした相手にだけ表示)
  • ブライダルネット、ユーブライド:会員数が少ないぶん、そもそも遭遇率が低い

Omiaiの完全匿名性は身バレ対策として優秀です。実名やフルネームが出ないので、検索で辿られる心配がありません。

サポート面では、ブライダルネットのプロ相談、withのトークアドバイス、イヴイヴの運営チャット相談など、人が対応してくれるアプリは困ったときに強いですよ。

「アプリで出会った」と周囲にどう伝えるか

正直に言っていいと思います。今はそれが普通ですから。

とはいえ気になる人向けに、僕が実際に使っていた言い方を置いておきますね。

  • 「共通の趣味のコミュニティで知り合った」(Pairsのコミュニティ機能は事実そうです)
  • 「紹介みたいな形で」(診断マッチングは実質そうですよね)
  • 「婚活で知り合った」(相談所かアプリかは、聞かれなければ言わない)

ただ、パートナー本人とは最初にすり合わせておいてください。片方が「アプリで会った」と言い、もう片方が別のことを言うと、後で気まずくなります。うちは「婚活アプリで知り合った」で統一して、特に何も言われませんでした。


婚活アプリ比較でよくある質問

Q. 婚活アプリと恋活アプリ、掛け持ちしてもいい?

問題ありません。むしろ役割が違うので併用向きです。ただし合計2本まで。3本以上は返信が回らなくなります。

Q. 女性も有料のアプリって、払う価値ありますか?

あります。ブライダルネット(男女3,980円)やユーブライド(男女スタンダード2,400円)のように男女とも有料のアプリは、冷やかしが構造的に入りにくい。女性も有料のアプリはマッチング後のメッセージ返答率が高い、というのは複数の比較メディアが共通して挙げているポイントです。

Q. 独身証明書って必須ですか?

必須ではありませんが、提出すると信頼度が跳ね上がります。ブライダルネットなら提出者に絞って検索されるので、提出しているだけで候補に残りやすくなる。ユーブライド、Pairs、マリッシュも提出に対応しています。

Q. 40代からでも遅くないですか?

遅くありません。ただしアプリ選びは変えてください。アンジュ(30歳以上限定、40代41.5%)、マリッシュ(40代36%)、ユーブライド(40代26%)。この3本なら埋もれません。20代が6割を占めるアプリで戦うのだけは避けましょう。

Q. 無料のまま結婚相手を見つけられますか?

女性なら可能なアプリが多いです。男性は、メッセージが有料なので現実的ではありません。ただし登録・検索・いいねまでは無料なので、課金前に自分のマッチ数を測ることはできます。

Q. 何ヶ月くらいで結果が出ますか?

3ヶ月使って手応えがなければ、アプリか、プロフィールか、行動量のどれかがズレています。結婚相談所の成婚平均期間が1.5年というデータもあるので、アプリでも半年〜1年のスパンで考えるのが現実的です。

Q. マッチはするのに会えません。どうすれば?

だいたいメッセージの問題です。5往復以内に「今度お茶でも」と切り出してください。長く続けるほど、相手の熱は下がります。


まとめ:比較しても選べないなら、この順番で始める

比較表を眺めているだけでは、1ヶ月経っても何も変わりません。最後に、迷ったときの動き方を順番で置いておきます。

  1. 自分のタイプを決める(1年以内に結婚=婚活特化型/母数優先=総合型/40代以上・再婚=属性特化型)
  2. 該当する1本を選ぶ(ブライダルネット/Pairs/マリッシュ)
  3. 無料で登録して、1週間マッチ数を測る
  4. 手応えがあれば3ヶ月プランに課金する(12ヶ月をいきなり買わない)
  5. 3ヶ月後に見直す。会えていないならアプリを変える、会えているなら継続

婚活アプリは月2,400〜4,800円、半年やっても男性で1万〜1万5,000円ほど。結婚相談所の数十万円と比べたら、試さない理由がないコストです。

ひとつだけ覚えて帰ってほしいのは、会員数の大きさより「温度の合う場所にいるか」の方が結果を左右するということ。僕が2本に絞ってプロフィールに結婚希望時期を書いた瞬間から、婚活の景色は変わりました。

まずは1本、今日中に無料登録してみてください。比較はもう十分やりましたから。